【超危険!】安全な木の切り方を無視した事故例。夫が死にかけた話し

夫が木をチェーンソーで切っていたとき大けがをした話を紹介します。
木が裂けて吹っ飛ばされた夫は4カ所骨折の大事故。
厚生労働省の労災事故例に紹介されていた雑木を伐採中、木が裂けて折れ、折れた木の下敷きとなると似た状況です。
チェーンソーはホームセンターで普通に売ってます。
でも、使い方を間違えれば死につながる危険な工具。
そして木は生き物です。
- 事故はどんな時に起こるの?
一歩間違えれば死亡していたかもしれない夫の事故例をごらんください。
木を切る手順や装備を簡単に考えず安全に木を切ってほしいです。
事故の状況と原因

- 裏山で1人で杉の木(直径50㎝ほど)を伐採
- 疲れていて焦りがあった
- 木を安全に切る手順(追い口、受け口、楔を打ち込むとか)を守らず横からチェーンソーでぶぃーーん
- 30~40本切って過信、簡単な自己流の切り方に走った
- 木は生き物という認識がなかった
- ヘルメットなしゴーグルなし、半そでの軽微な服装
事故の原因は挙げればキリがないほどで、起こるべくして起こった事故だと思います。
手首、肋骨2か所、烏口突起を骨折
裂けた木がすごい勢いで夫の頭部から肩にかけて当たり、数メートル飛ばされます。
脳震盪でしばらく意識を失ったけど、なんとか自力で下山。
手首、肋骨2か所、烏口突起(肩甲骨の一部)を骨折の大けがでした。
「よく生きてましたね」
救急車で救命救急士さんに言われたそうです。
夫が死ななかった奇跡のポイント
- チェーンソーが体に当たらなかった
- 木の下敷きにならなかった
- 飛ばされた場所に危険なものがなく、落ち葉でふかふかだった
ほんと死ななくて良かった!
そんな事故でした。
子どもたちは救急車が来てケガで動けないお父さんが運ばれていく姿を見て大泣き。
私は妊娠中で精神的にすごく不安定になりました。

もしあの事故で死んでたら、おなかの子は父親の顔知らないんや。
3人をどうやって育てていけばいいんやろう…
しばらくそんなことを考えては落ちこんいました。
木を切るときの安全対策
基本の木の切り方や安全な工具の使い方、用具は下記サイトでご確認ください。


- 塩をまく
- 1人で作業しない
近所の方に教わったのはこの2点。
自然に敬意を払い事故が起きたときに対処できるように複数人で作業する必要があるんですね。
田舎暮らしは甘くない
地方移住すると木を切ったり草刈りしたりが日常になります。
田舎暮らし初心者が今まで使ったことのないチェーンソーに使い慣れてきて、調子に乗っちゃうんですよね。
- チェーンソー
- 丸ノコ
- 草刈り機
こんな危険なものが普通にホームセンターで売ってるのもフシギな話しですが、そうなると自己責任。
危険な目に合わないよう工具の特性を知って安全な使い方をしないと簡単にケガをします。
けがせず田舎暮らしを末永く続けたいですね。
家族のためにも自分のためにも!
【まとめ】慣れてきたころこそ基本に戻ろう
木を切るための安全確認
- 安全に木を切るための手順、工具の使い方、防護服や用具の着用を守ろう!
- 自分は大丈夫と過信しない
- 慣れてきたころが危険!基本を見直そう
草刈り中に小石が飛んできて失明した知人がいるにもかかわらず、未だに保護メガネをしない夫。
メガネが曇ったりして作業のジャマになるのは分かるけど、あの事故を経験してまだ懲りてないんだろうなぁ。
近所の人に長袖で作業するよう言われても夏は半袖。
身を守る意識が薄すぎる…。
自分は大丈夫
そういう気持ちがあるはずです。
次は骨折では済まないような気もします。
でも私が言っても聞いてくれないし、また痛い目をみるしかないのでしょう。
自分だけは大丈夫♥なんて考えてたら遅かれ早かれケガをしますよー。命を大切に。
というお話しでした。
反面教師にしてぜひ安全に工具を使い安全に木を切ってくださいね!
入っててよかった医療保険!
\地方移住したら保険の見直しを/