田舎暮らしはお金がかかる!節約と対策

本当に田舎暮らしはお金がかかるのか?
キタムラ家は地方移住して丸3年、6歳、4歳、1歳を子育て中の家族。(2023年1月現在)
気になる実際のお金事情紹介します。
【減】食費
外食が減った
子どもが小さいのでちょっと良い雰囲気のお店ははばかられます。
家族で気軽にいけるファミレスが近くにないので外食にいくことは減りました。
丹波篠山の食材が美味しいこともあって家で作ったほうが満足できるのも理由です。
食べ物を自給自足
家庭菜園で育てる
手のかかる野菜はできませんが簡単な野菜は作るようにしています
放置系野菜・果物
- じゃがいも
- 栗
- オクラ
- 柿
- 玉ねぎ
- アスパラ
葉物野菜はニワトリに食べられるので柵で囲わないとだめで面倒なのでやめました。
果物はスーパーで買うと高い!
果実は木の剪定が必要ですが環境があえばよく育ちます。
土地があれば果樹は植えるのがおすすめ。
野菜をもらうことが多いのもありがたいです
いただいたものを調理したものや卵をお返ししています。

鶏を育てて卵は買わなくなった
手間はかかりますが、鶏は可愛いうえに卵を産んでくれます。
生みたて卵の味は本当に美味しいですよ。

エサ代節約
飼料の値上がりが続くので、日中はできるだけ広い場所で放し飼いにして草や虫を食べて餌代を削減
農家さんにくず米、くず野菜をもらっています
5羽でだいたい1ヶ月の餌代は2,400円くらい
たまごは頂き物のお返しにもなり、鶏飼育は子どもたちの食育にもなります
チキントラクターを移動させれば雑草もなくなるので草刈りの必要もないし虫も減りました。
鶏飼育はメリットが多いと感じています。
【増】電気代
電気代、夏は少な目・冬は高い
移住してすぐに関西電力から楽天でんき【※2022年3月4日から新規申し込み停止】に変更
電気料金は単価がすこーし下がるくらいですが、楽天ポイントをせこせこ貯めています。
夏は電気料金削減

夏、いちばん電気を使ったのが8月7,649円。
6月が最低料金で年間通して最低の3800円でした。
古民家は夏涼しく冬極寒なので、夏の電気代は節約できています。
丹波篠山は真夏でも夜は20度前後。
それでも子どもがまだ小さいので夜はエアコンをつけないと眠れない日が増えてきました。温暖化の影響ですね…。
わが家のエアコンは1台!

冷房使用時の電気代がかなり安くなるとダイキンの販売担当者さん一押しのエアコン。
冬はどん!と電気料金上がります
冬はエアコン、石油ストーブ、ホットカーペットを使用しています。

1月が毎年いちばん電気代がかかります。
さらに石油ストーブの灯油が月15,000円くらい。
大阪の気候とは全く違うし以前は気密性の高い最新住宅だったこともあり、4,5万の光熱費に初めての冬は度肝を抜かれました。
電気代節約!1人だけのときは暖房を使わない
子どもが保育園に出かけたらエアコン・石油ストーブは基本切ります。
室内でもダウンコートを着たり、厚手靴下、ネックウォーマー、ハンドウォーマー着用。
椅子用のホットマットで自分のいるところだけ温めています。
健康が第一なので節約しすぎには注意ですが、子育てにはお金がかかるのでできるだけのことはやっています。
【増】ガス代
田舎はプロパンガスが多いと思います。
丹波篠山はプロパンガス、ガス代は高いです!
石油ストーブ・薪ストーブで調理、ガス代節約

石油ストーブの上に煮込み鍋、やかんを置いて料理したりお湯を沸かします。
沸かしたお湯は魔法瓶数本に入れておけば1日使えます。
煮込み系料理はプロパンガスの大敵。
屋外では薪ストーブも使用して調理しています。
丹波篠山の黒豆煮や裏山で採れたタケノコのあく抜きなど、1時間、2時間煮るのもなんのその。
ガス代節約に重宝します。

間伐材があるので薪には困りませんが、なくても田舎だと薪を分けてくれる方も多いそうです。
料理で節約してもお風呂のガス代がかかるので冬場のガス代は12,000円前後
夏で6,000円~7,000円です。
【増】水道代
移住後の水道代もかなりのもの。
大阪だと2か月で4,000円代、高くて6,000円くらいでした。
引越してすぐ水道代8,000円の請求がきてひっくり返りました。
しかも1ヶ月分!
水道漏れでもなんでもなく、そもそも基本料金が高いんです。
「遠く三田から水を引いている」と犬の散歩途中のご婦人が教えてくれました。※真相は定かではありませんが…
洗濯で水道代節約
洗濯で節約!
- すすぎ1回ですむ洗剤に変える
- 洗濯はお風呂の残り湯を使う
子どもが増えれば洗濯は増えるので、洗濯で使う水の節約にはげみ月2,000円下がりました。
①すすぎ1回の洗剤
まとめ買いがお得です

さらさ柔軟剤も使用しています。
子どもが敏感肌なこともあるので、さらさは一石二鳥の洗濯洗剤。
②洗濯はお風呂の残り湯で

給水ポンプでかなり節水できます。
井戸水・雨水で野菜を洗う
畑で採れた野菜は泥だらけ。
まずは屋外で洗います。
わが家は井戸水や雨水がたまっていたらそれを使います。
【増】ガソリン代
買い物に行くにも10キロ、20キロの距離なので、必然的にガソリン代は上がります。
わが家のガソリン節約法
- タイヤの空気圧をマメにチェック
- 買い物や用事はできるだけまとめてスケジュール
①タイヤの空気圧チェック
空気圧が高いほうが車がよく進むので燃費はだいぶ変わります
②用事はまとめて外出
買い物ついでに市役所にいって電気屋さんにも寄って
できるだけ2つ以上の用事を入れてでかけています。
買い物もまとめ買いで、週に2回ほど。
近所に古くからある小さなスーパーも意外と便利。
割高と感じることもありますが、地元産野菜を安く売っている場合があります。
移住してすぐは、地元に根付いたお店があるのは知っていても大型スーパーと違い入りにくかったです。
保育園のママ友から情報をもらいやっと入ることができました。
【まとめ】田舎暮らしはお金がかかる!楽しい節約で豊かな生活を
- 田舎暮らしにかかるお金はトータルで増えた
- ストレスが少なく豊かに生きていると実感
- 寒さ・暑さはムリしすぎない範囲で節約
子ども3人を育てるのは大変!
移住してから子が1人増えたこともあり出費は必然的に増えました。
ガソリン代、水道光熱費の増加はやっぱり大きいです。
それでも子どもたちがのびのび育っていたり、人口密度が少なくストレスも感じにくい生活は豊か。
薪ストーブを料理に使ったり野菜・鶏を育てるのは労力を感じます。
めんどうを楽しめるのが田舎暮らしなのかなーと思っています。
ちなみに!
水道光熱費は人らしい健康な生活を営むためにも無理のない範囲で節約しましょう!
できる限りの節約をして、必要なところにお金を使いたいキタムラ家の節約実例を紹介しました。