【移住2年】子どもの成長にみる田舎の子育てメリットデメリット

2020年3月に大阪から丹波篠山に移住して2年3ヶ月が経過しました。
光の速さとはこのことです。
- 長男3歳4ヵ月→5歳7ヶ月
- 長女1歳7か月→3歳11ヶ月
- 2021年春、次男誕生。1歳を過ぎました
次男は生粋の丹波篠山産。
大阪生まれの長男、長女。
この2年で大きく成長しました。
トータルで子どもたちにとって田舎で暮らすことは本当に良い選択でした。
- 地方移住後の子育てで良かったこと
- 大変だったこと、困ったこと
地方移住後の子育てで良いとこ悪いとこを知りたい。
そんなご夫婦の参考にしてください。
地方移住の目的 ▶のびのび子育てしたい!
そもそも大阪から丹波篠山に地方移住したいちばんの理由は、のびのびと子育てしたかったからです

子供のやる気や好奇心を育みたい。
だから基本的に「あぶない」「やめてー」は言わないようにしています
そのせいなのか。
遺伝か(夫の)、もともとの子どもの気質か。
子どもたちはやんちゃ。
ありえないくらい活発。
大阪の新興住宅地で周りの目を気にしながらこの子たちを育てるのはムリと判断。
地方移住を決めたのでした。
田舎で子育て・メリット
語彙力が増えた

季節ごとの遊び、野菜の収穫、身近な動物たち。
生活を通じて語彙力も増えていってます。
もちろん雪遊びの日は【雪だるま式に増える】を教えました。
ひよこは何に襲われる?
とんび、カラス、アライグマ、キツネ、猫!
いろんな動物の名前が出てくるんです。
めちゃくちゃ食べるようになった

もともとよく食べる子たちでしたが移住してから食欲がすごいことになりました。
「ごはんって甘いんやな!」
ごはんの甘さもさることながら
野菜の味の濃いこと!
丹波篠山産の農産物が子どもたちの味覚を刺激します。
外で遊びたおすのでそりゃおなかも減ります。
美味しいのでモリモリ食べて体も大きくなりました。
病気をしなくなった
大阪では呼吸器系が弱くて熱・咳で入院していた子たちとは思えないほど病気をしなくなりました。
熱が出てもおなかの調子が悪くてもすぐ治ったりします。
- よく食べる
- 体力がある
- ストレスが少ない
スイミングに通っているのも一因かと思いますが、
ここでの生活で免疫力もかなり向上しているようです。
人との関わりが上手くなった
車の窓から畑で作業してるおじさんに「おはよー!!」
子どもたちは自分から大きな声で挨拶します。
私たち親が挨拶しても不愛想な方でも子どもたちには素晴らしい笑顔で手を振ってくれるんです。
「これ誰釣ったん?」
レジの方には買った魚について聞いたり「シール貼らんといてー」など、普通に話しかけてます。

移住してから遊びに来る人が多くなって
子どもたちもいろんな人と接する機会が増えました。
経験の積み重ねや、地域の人たちも挨拶が当たり前のなか
コミュニケーション能力は確実に高くなっています。
やっぱり環境は大切。
集中力と体力がついた
1時間、2時間。
お花を摘んだり虫を追いかけてます。
興味のあることをとことんやる。
集中力は自然とつきますよね。
親が口を出さないのは結構大事です。
だから親から少し離れて過ごせる環境がある田舎は子育てに適しています。
田舎で子育て・デメリット
危険が多い

本当にケガは増えました。
絆創膏は大量に常備しておきましょう。
それから虫が多いので虫刺されは大変です。

長女はなぜか毎年同じ場所をブヨに刺されてえらいことになっています。
ブヨに刺されたら
すぐ保冷剤で冷やしたり病院で薬を処方してもらいましょう
専門的な治療が必要なときが不安
病院はどこも20分、30分かかります。
でも子どもが少ないからか待ち時間が少ない分、移動時間と相殺されてそんなに気にしていません。
ただ待ち時間が少ないと喜んではいられません。
子どもの数が少ない=小児科医の確保の問題があるようです。
一度お世話になった丹波医療センターでも小児医療の崩壊を危惧しています。
長男は耳鼻科で要経過観察。
もっと検査が必要な場合は1時間以上かけて小児耳鼻科のある兵庫医大に行くことになります。
もし通院することになれば大変だなぁ、、、と不安はあります。
【まとめ】自然豊かな環境で子どもたちは健やかに成長
- 自然から学ぶことは多い
- 田舎での子育ては子どもの敏感期に適した環境
- 心と体の成長が多くみられた
- デメリットももちろんある
幼少期の大切さは以前も紹介しました。

0~6歳は感覚や運動の敏感期といわれています
なにかに強く興味をもって集中して繰り返し同じ行為をする期間です。
子どもたちが小さいころは自然のなかで育てたいなーと思っていました。
だから移住後は自然のなかでどんな成長をするかとても興味があったんです。
この2年間の長男・長女の成長に私はとても感銘を受けています。
自然から学ぶことは本当に多いです。
虫やヘビなど、危険もあるけどそれも私たちが住む世界に必要な存在。
この世界はヒトだけのものではない。
自然の摂理を幼少期から肌で感じて、この子たちの情緒はどう育つか。
これからも観察です。
たしかに田舎の子育ては選択肢が少ないかもしれません。
それは今後より実感するかも。
幼少期は人としての基礎を作る時期。
便利さよりも環境を重視して育てたい想いがあるなら地方移住はおすすめ。
危ないことはダメ!
泥だらけもムリ!
そんな気持ちもだんだん諦めに変わる瞬間が訪れますよ。